頤和園西堤
春節前の頤和園は人もまばらで静か。
大好きな西堤を歩く。
西堤についてちょっと検索してみたらすごい歴史があるんだね、知らなかった。
宋の詩人蘇東坡が杭州在住中に西湖に作った小路「蘇堤」を模して
乾隆帝が造らせたらしい。
この西堤には本当に古い柳の巨木が並んでいるんだけど
乾隆年間に植えられたもので、樹齢250年あまり
北京で最も古い柳だとか。
昆明湖の西側を行くこの堤には六つの橋が架かっていて
柳橋、練橋、鏡橋、玉帯橋、瞼風橋、界湖橋
名前はそれぞれに李白や白居易の詩から命名されたとか。
ここ素敵なんだわ
頤和園は観光客が多すぎてずっと来てなかったけど
湖のなかを歩くこの小路は本当に気持ちがいい。
春先の柳も、夏の蓮も、きっと秋も(秋は歩いたことないんだけど)。
でも、春節前のこの凍った昆明湖の風景も格別だった。
寂しすぎて夕暮れ以降はちょっと怖いけどね‥‥
地壇・春節前
くっどい写真でゴメンナサイ。
この超俗っぽいお飾りの紅が意外と好きなもので。
暖冬のせいか春節の気分が薄くて、
せめて紅いお飾りでも見たらそれらしい気分になるかな~ってね。
春節前の地壇は廟会(縁日)の準備で入れなかった。
またしても‥‥
去年も門前払いを食ったから
もしやとは思ったんだけど、またやっちゃった。
相変わらずアホね♪
忘れないように書いておこう。
廟会の三日前からは準備のため入れないんだって。
祭竈節の小年に水餃子を作った。
遊びで、アーモンドと干し葡萄をこっそり包んで当たりに。
わたしが包むとサモサのよう‥‥不格好だよね(笑)
今回の具は少なめの豚肉に豆腐、キャベツ、葱、干し海老、小魚煮干などなど
皮作りに時間がかかってしまい、
数を包むより、大きめのおデブちゃんで時短。
春節にももちろん食べるんだけどね、
小年にも餃子を包む風習があるらしい。
やっぱり水餃子は美味しいわ~♪
とろろ汁(温泉卵入り)+黒豆豆腐、葱、焼き海苔
日本の海苔の香りって本当にいいね、
毎回感動する。
祭竈節
HBでお餅を作った。
緑の大根(水果萝卜)のおろしで。
小豆もほんのり甘く煮た。
それがね、このお餅作り大変だったわ~~
もち米を水につけておく時間が長すぎたのか、
炊飯器で炊くのに水が多すぎたのか、
出来上がったお餅はべとべとで形にならない。
確か去年もそう。
手にはくっつくし‥‥
HBの内釜にはへばり付いてしまうし‥‥
年末に煮た黒豆を解凍して、黒豆大福を作ろうかと
片栗粉を準備したのだが、
お餅が柔らかすぎて丸くならない。
しょうがないからお餅に黒豆をのっけて、そのまま口へ直行。
美味しいんだけど、そこらじゅうが粉だらけ、お餅だらけ(笑)
水加減が難しい‥‥
たぶん、もち米を蒸せばもっと上手くいく?
というか、
根本的に何でも適当で、いい加減に始めちゃうのが問題だね。
自分ちでママゴトしてる分にはいいんだけど。
今日は小年、祭灶节。竈の神さまをお祭する日。
この国の風習は、どこかアイヌのそれと近いところがあるのだろうか。
ご近所だし、古代の風習や信仰はどこかでつながってるよね。
さっきまで外で爆竹が鳴ってたよ。
寿寿寿‥
道教のお寺、白雲観。
春節明けはひとが多くて大変だから、ちょっと早めにお参りに行った。
さすがに訪れるひともまばらで静か。
キンと冷えた空気が清々しい。
立春の二月四日から干支が馬になるらしい。
前日の節分を境に干支がかわるってことなのかな‥‥
春節を前にたくさんの祭礼の幡が立っていた。
寿寿寿‥‥幡にはたくさんの寿の紋。
房の付け根についている小さな玉?ビーズ?が風でゆれて光っている。
かすかに触れ合う音。
道士が馴染みの老参拝者に声をかける
「新年快楽!」
今週あたりから地方の人々は故郷に帰り始めている。
民族の大移動。
寒くて河も湖も凍る春節前のこの時期が一番好きだな。
陶芸の菊練りのように腰を入れてこねる(笑)。
それから踏んで寝かせて
初めて切ったよ!
切るまでは順調だったけど、畳んだ麺を一本いっぽん伸ばすのが大変だった~。
もっと打ち粉を多めにしなきゃね。
五食分打って一部は冷凍。
腰が痛くなった(笑)。
初めて全部自分で麺を打った。
手打ちきしめんみたいでもっちもち、美味しかったよ♪
早々に開かれたわ。
水の仙女
はっとする清々しさ。
紅い花
卵焼きみたいだけど
違うよ。
もち粟に小豆と棗のお餅。
回族の年糕。
こ、これはうまいわ~♪
棗のほんのりとした甘さがやさしい。
砂糖もなにもいらないね。
回族の小吃は和みまする。
(前々回の記事・阿斗のPも回族の年糕ですわ~、あんな手の込んだものできません‥)
最近のマイブーム、豆乳の練り胡麻味噌スープ麺。
炸醤麺の肉味噌を作って大部分はトッピング用に器にとり、
そのお鍋に豆乳を入れ、そのスープでのばした練り胡麻を混ぜて味をみる。
お好みで肉味噌を足して。
日本の担担麺の胡麻味噌スープが懐かしくてね。
年末から香辛料のきついお料理を食べ過ぎているから
辛味は押さえてマイルドな濃厚スープに。
がっつりと根菜+豆。
紅いのは紫玉ねぎのピクルス。
煮卵。
これも最近のマイブーム(笑)。
黒豆の豆腐と豚肉、白菜と煮てみた。
実家の母が和牛で煮卵を作るのだが、それが恋しくて。
ここ北京ではローカルの牛肉はちょっと‥‥
と、いうか日本の和牛が特別なのかも。
たまに帰国して、旅館の食事で飛騨牛ステーキとか塊のお肉食べると
目が回っちゃう(笑)。
あれは、温泉+お酒のせいか、
普段もぐりのエセベジタリアン目指してるからか。
海外の牛肉はにおいも強くバサバサで噛み応えあるよね。
あれから水仙の球根やっぱり買ったの。
だいぶ目が出てたけどね
それが、すっごい勢いで一日何cmと伸びるから
北側の窓際に置いてるんだけど
このぶんだと、春節を待たずに開花しそう‥‥
オオタニワタリ。
春節前の一番高い時期に衝動買い。
これ、まんまとやられた(笑)。
枝先の紅い花、ドライフラワーだったんだわ~!
うかつ。。
日本名「イチョウギ」という多肉植物で
形のいい盆栽はけっこうな値段するんだよね。
オオタニワタリを買ったお店で、ふとお値打ちになってたこの子をみつけて買ったの。
水遣りは3、4日に一度だって。
(これもウソばっかり。検索したら多肉だから、冬場は月に2、3回でいいんだよ!)
帰ってからよく見たら、この紅い花、どうも昔よく見たドライフラワーっぽいなって
触ったらぽろり。
盆栽にも紅い小花がぽつぽつ付いてたから疑いもしなかった‥‥
こんな手の込んだことを。
この紅い花を全部とっちゃおうか、
気の毒に、枝先が痛いかな‥‥って迷い中。
まったく。
雅楽の舞
スベリヒユ科ポーツラカリア属
薄氷
今年の北京は暖冬のせいか北海、后海の氷も薄いみたい。
岸辺に近いところは金網で囲ってある。
でも、風は冷たくて
指先が痛くなる。
写真どころではなく早々に帰宅。
大根をピーラーでひいてざく切りに
大根とキャベツ、山芋、干し海老、小魚煮干のお好み焼き。
スモークサーモンのパスタ
すごい大量にできちゃって・・難なく食べたけどね~
臘八粥(八宝粥)
蒜蓉粉糸蒸娃娃菜
娃娃菜(ベビー白菜)と春雨、大蒜の蒸し物
初めて作った。
ちょっと鼓油が多かったね。蒸す時間も短くていい。
次回はもっと美味しくできそう。
阿斗
年末に読んだ横山漫画『三国志』、
クライマックスに「アホかいなぁ~~?!」と愕然とした。
劉備玄徳の長男、劉禅の幼名『阿斗』
母親が妊娠中に北斗七星を飲む夢をみたから『阿斗』、
可愛い名前だなぁと思っていたら
蜀の国は滅びて敵国魏に降参。
阿斗はなんとアホの語源(俗説)とも言われる無能の代名詞に。
今でも日常つかわれているバカとかアホの類の言葉。
それが阿斗。
知らんかった‥
ちなみにことわざまであって
「扶不起的阿斗」
(あれでは諸葛孔明が生きていたとしても、とても支えてやれなかったであろう)
軽蔑すべき故事にちなんだ
「どうしようもない無能の人」の意だとか。
阿斗
三国志の読後感が不快だったはずなのに
親しみがわくのはなぜ‥‥
初詣
何年ぶりだろう・・
ご無沙汰していた擁和宮へお参りに行った。
ともすれば拝金主義ばかりが目についてしまうこの街で
ちょっと異空間だった・・
今年の春節は一月三十一日。
例年に比べ暖かいせいか、春節の気分はまだまだ遠いんだけれど。
2014
風にはためく布が気持ちいい
ラブラン寺を思い出す。
ここはいつも覗いてしまう
福来る
最近水仙を忘れてる・・
というかね、
水仙の球根にもいろいろ等級があって(当然だけど)、やっぱりいいのじゃないとダメなんだよね。
で、ついつい買いに行くのがおっくうになってる。
好きなんだけどな・・
年末の外出時に撮った写真。
わたしって、自転車とか人様の家の入り口とか、老人とか、軒先の腸詰とか・・・
そんなものばかり撮ってるね。
いつも同じような写真で恐縮です。
黒豆とクリームチーズはいけますよ。
この場合、豆は甘めの方がいいかも・・・砂糖をかなり控えめにしたからうぅ~んバランスがいまいち。
次回はもっと甘く煮よう。
なんちゃって排骨麺。
そこらへんの麺館のよりうまいぜ!っと自我自賛(笑)
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『あけましておめでとうございます。』
のぞいてくれてありがとう。
こんな代わり映えのしないブログですが、今年もどうぞよろしく。