day trip to 鶏鳴驛
列車は北京西駅発、呼和浩特往き。
チケットは直前に買ったから硬臥。
朝から寝ているひとが多い。
硬臥はくつろぎムード満点(笑)
北京から三時間弱、下花園駅で下車。
鶏鳴驛の城壁の入り口で羊の群れに遭遇。ちょっとびっくり!(カメラは間に合わなかった~)
鶏鳴驛(河北省)は元の時代から明、清まで栄えた古代の宿場町。
北京から西往きの要所にあたる。
古代中国の郵便や馬旅交通の休憩所、現代でいう道の駅。
明の時代になって攻めてくる北方民族?から宿場を守るためにぐるりと城壁で囲ったらしい。
その後、鶏鳴驛の繁栄は中華民国成立の100年前までつづくんだとか・・・
黄土でできた村は半壊に近い家屋も多い。
どこにいるのか。。土の色、石の色がなんとも素敵でスペインとかの田舎にでもいるよう・・・
19世紀清末、西太后と光緒帝が八カ国連合軍に攻め入られ、
紫禁城をはなれ西安へ逃れる道行で泊まったといわれる四和院。
このオンドルのベッドで慈禧太后(西太后)が一夜を
(関係ないけどここで思い出す)
この西安行きの逃避行にあたり、慈禧は光緒帝に同行する妃を、彼の寵愛した珍妃を選ばず、自分の姪の隆裕を選んだ。
そして、珍妃を紫禁城の井戸に投げ入れ殺してしまった・・・・それが「珍妃井」。おそろしや西太后。。
メインストリート
連休とあって観光客もちらほら。
どこにいても後ろにそびえる鶏鳴山がすごい・・・
さっきの四和院を外からながめる
北京市内でも80年代くらいまで商店はみんなこんな感じだったとか
カードを楽しむ村のおばさんたち。
お伽噺のような
あまりにものどかな風景・・・
それにしても偉大な鶏鳴山。高い建物がないのもいい。
今度は登らせていただきたいな・・・
夏ばて
ライラックの綿毛
花の時期にいないんだなぁ
浅い池ではすでに蓮が!
香りに酔う
ご無沙汰しています。
北京は暑くてすっかり夏ばて・・・
実はまだ衣替えができていない。。ああぁ
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日本のみなさまに感謝。